クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!



「友達です。…っていうかなんで音楽が姫野さんといんだよっ。姫野さんこっち」



「えっ…」


黒川くんは私の腕を掴まえると、少し不機嫌な顔をして雑に愛葉くんを退けて、自分の隣に私を置いた。



黒川くんはいつもの学制服とは違い、上下黒の格好に黒のエプロンという格好をしていた。


何着てても似合うなぁ。




じゃなくて…。




「おい、音楽、どういうとか説明しろよ」



ガタイのいい男の人が顔色をガラッと変えて愛葉くんにそういった。



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