クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!


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「そう言えば…黒川は大丈夫?最近一緒に帰ってるみたいだから…俺と一緒なの知ったら…」


隣を歩く塚本くんが心配そうにそう聞く。


「うん。大丈夫だよ。ちゃんとメッセージ送ったから」


「そっか」


さっき塚本くんと話した後すぐに黒川くんに一緒に帰れないことをメッセージで伝えたら『わかった』と返事が返ってきた。



「姫野さん、黒川といるようになってからちょっと変わったよね」



「え?」


「ちょっと明るくなった。表情とか」


「そ…そうかな?」


「そうだよ。黒川のことすげー好きだってわかる」


?!?!


塚本くんは何を言っているんだ。


「…す、好き?私は…」

私は黒川くんのことをそういう目で見たことなんて…。


「友達として、でしょ?。この間姫野さん言ってたよね。黒川は友達だって」


「…あ」


私ってば…何、慌てちゃったんだ。

友達としてに決まってるじゃない。

この間、自分でそう塚本くんに言ったのに。

何をそんなに…。


ドキドキしてるのよ。




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