夢男
半信半疑
ドンっ「俺じゃ駄目か?」

ここは教室、窓には夕陽が見えている

今、私の目の前に幼なじみの雅(みやび)
が壁を背にした私にもたれかかってきた

彼はそっと目をつむり、顔を近寄せてきた

そっそんなどうしよ、まだ心の準備が

いや!覚悟を決めろ私

やっと雅が告ってきたのに

ここを逃したらこんなチャンス二度と
ないかもしれない

私も雅の顔が近づくに連れてそっと
目をつむった












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