夢男
「やっぱりダメー」

恥ずかしさに耐えきれず雅を突き飛ばしてしまった

と同時に頭に鈍い音が走る

「なにがやっぱりダメーだ、俺の話はそんなに駄目か?清水」

まわりからクスクスと笑い声が聞こえ、目をこすり顔をあげると担任が怖い顔をして睨んでいた

どうやら私は帰りのホームルーム中に居眠りしてたみたいだ

「授業中じゃなくて良かったな清水、今回は大目にみてやる」

ほっ、どうやら担任は見のがしてくれるらしい
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