夢男
「じ、実はね夢の中で雅に壁ドンされて迫られた」

私が夢での出来事を奈々と愛美に話したら二人はキャーキャー騒ぎだしたが私は続けて話した

「それでね、この夢にはオチがあって雅とキスする寸前までいったのに突然恥ずかしくなって雅のこと突き飛ばしちゃったの、そこで目が覚めたんだ」

愛美がため息をついた

「はー、真帆ちゃんて可愛いのに夢でもオクテなんだね」


「だって雅のやつ高校生になってからますますイケメンになって私の事なんか眼中にないよ」

煮え切らない態度の私に奈々が
あの話をきりだしてきた
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