清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜










「闇よ、他の者を守る盾となり、全てのものから守り通せ」







パァァァァァッ







落ち込む通り越して笑っている私の周りを怜桜の魔法により現れた黒い霧の様なものが囲む。








私だって本当はこんなイメージで一応詠唱しているんだけどな。





ちっとも思い通りにいかない。









「.........何でそんな顔してんだよ」







「......別に」








怜桜の完璧な魔法を見て怜桜との差を感じてしまい、少し不貞腐れている私を怜桜は眉間にシワを寄せつつ見つめる。




その顔さえも美少年で、完璧すぎてムカつく。






全てにおいて完璧とか神様のバカヤロー。




不平等社会反対!!

















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