清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜
玖音の魔法により、俺の一撃は止められたが、それもきっと時間の問題。
怜桜を相手にしながら俺の魔法を防ぐのは不可能だろう。
こうなったら2人で1人を潰していくことにしよう。
「甘い」
全力で玖音を潰しにかかる俺......いやきっと怜桜にも聞こえているはずの大和の声が聞こえる。
「お前たちの守りたいものががら空きだよ」
この時、俺たちはほんの一瞬玖音に全力を注ぎすぎた。