清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜
「あら、相変わらず気の強いお嬢さんだこと。好きだわ、その強い瞳。ようこそ、百花繚乱へ」
睨みつける私とは裏腹にクスクスと笑いながら妖艶に微笑む西園寺先生。
その微笑みにはやはり狂気を感じた。
「さ、そろそろ会議が始まるわ。席につきなさい。行くわよ、瑞希」
「あぁ。じゃあね、紗久ちゃん、怜桜くん、悠くん」
西園寺先生に声をかけられた瑞希先生は私たちに軽く挨拶をすると、西園寺先生と肩を並べて歩き出した。
この前は結構険悪な雰囲気の2人だったけど、2人は一体どーいう関係なのだろう。