清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜
だと思っていたのに。
バチバチバチバチッ
バンッ
「「......っ!!?」」
炎が突然何かと激しくぶつかり合う音を鳴らしながら消滅し、ノエルと私は表情を歪める。
「ざーんねん♪ここでは予め魔法が使えないように小細工済みなの♪」
いつの間にか私たちに追いついていた美少年2人組のうちの1人がこちらに微笑みながらウィンクをする。
初めから逃げられないように準備済みって訳ね......。