清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜
「今のは邪魔をされたって認識でいいよね?」
「そうね、そうなっちゃうわね」
幼い顔の美少年が面白そうに笑みを深める横でもう1人のオネェ口調の美少年が微笑みながらもため息をつく。
「あぁ、アタシとしては手荒にいきたくなかったんだけどねぇ...。美少年だし」
憐れむような、オネェ口調の美少年の同情の瞳がノエルに向けられる。
嫌な予感がする。
いや、むしろ嫌な予感しかしない。
私よりもノエルに。