清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜









コ ノ マ マ ジャ ヤ ラ レ テ シ マ ウ






考えるよりも感じ、行動に移す方が先だった。






ドォォォォォンッ





幼顔美少年の剣の魔法と、いつの間にか私から溢れるように現れた何かが激しくぶつかり合う。







「............っ」






あ、熱い。




体の奥から感じるのは激しい熱と苦痛。



熱さと苦痛に表情を歪めながら、私は自分の体を両腕で抱きしめた。






それはまるで体の芯から全てを燃え尽くそうとする業火が燃え盛る感覚。













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