清華魔法学園Ⅱ〜魔法戦争編〜
「魔法が使えない?」
「何で私たちは闘っていたのだろう」
「あれ、痛くない。生きてる......」
私の魔法の元、人々は戦争を止める。
いや、もう戦争を続ける意志も、意味もなくなったのだ。
「.........やってやったり」
ドサッ
「「紗久!!」」
力尽きてその場に倒れた私の元へ玲桜と悠が慌てて駆け寄る。
私を玲桜が優しく抱きかかえ、私の右手を悠が優しく包み込む。