課長の瞳で凍死します ~伊勢編~
 そのうち、また、自分の手に、そっと真湖の手が触れてきた。

 それは夢ではないようだった。

 眠くて目は開かなかったが、そのまま、そっと握り返し、深い眠りに落ちていった。





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