課長の瞳で凍死します ~伊勢編~
 でも、そんな雅喜が好きだと思っていた。

 真湖は、そっと手を差し出したが、雅喜は着いてしまった駅を見上げ、
「駅だな」
と言って、あっさり手を引っ込めてしまう。

 さっさと切符を買いに行ってしまう雅喜の背に向かい、真湖は叫んだ。

「もう~、課長っ。
 今夜も祟りますーっ」



                         完



< 48 / 48 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:109

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

総文字数/121,996

恋愛(ラブコメ)521ページ

表紙を見る
苦手な上司にプロポーズすることになりました

総文字数/94,615

恋愛(オフィスラブ)379ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop