課長の瞳で凍死します ~伊勢編~
でも、そんな雅喜が好きだと思っていた。
真湖は、そっと手を差し出したが、雅喜は着いてしまった駅を見上げ、
「駅だな」
と言って、あっさり手を引っ込めてしまう。
さっさと切符を買いに行ってしまう雅喜の背に向かい、真湖は叫んだ。
「もう~、課長っ。
今夜も祟りますーっ」
完
真湖は、そっと手を差し出したが、雅喜は着いてしまった駅を見上げ、
「駅だな」
と言って、あっさり手を引っ込めてしまう。
さっさと切符を買いに行ってしまう雅喜の背に向かい、真湖は叫んだ。
「もう~、課長っ。
今夜も祟りますーっ」
完