卒業アルバム

Haruma

パーティー会場についた、信用しているボディーガードに頼んでドアをひらいてもらった
このドアはさすがに俺でも開けるのに時間がかかるくらい大きい。

(本当にこれから結婚相手に会うんだ、さすがに少し緊張するな。)

中に入るとでかすぎるシャンデリアに、
でかすぎる音楽、
どんだけ楽しみなんだよと思うくらいなにもかも、しっかり準備されていた

(とりま、親父探すか。)

携帯で電話しようとしたがこの大音量の中で電話に気付くはずがないので、
こんな人だかりから探すことにした。

(親父どこだよ????)

「親父どこにいるか知ってる?」
ボディーガードに聞くと、
「わかりません。」
と答えたので、ほかの人に聞いてみることにした。

「あの、うちのおや、いや父を見かけませんでしたか?」
「ごめんなさい、見てないわ。」
「すみません、楽しんでくださいね^^」
「ありがとう^^」

「あの、うちの父を見かけませんでしたか?」
「見てないね。」
「すみません、ローストビーフ美味しいので食べてみて下さい^^」
「わかったよ、ありがとう^^」

いくら声をかけても見当たらないので、あきらめて座る事にした。

「・・・・・・です。こちらこそよろしくお願いいたします。」

とても可愛くキレイな澄んだ声が俺の耳に入った。
その声のする方へ行くと、
オヤジと知らない男の人と、
とても可愛くてキレイで美人でなんとも言えない位きらびやかな人が
いた俺は初めてあの子よりカワイイ子を見つけたと思ってたら、
「おっ、来た。こっちだー!」
俺はすごい営業スマイルで言った。
「おまたせしました。」

彼女の長くて少しまいた髪がふわっとなって、
モデルも顔負けする位スタイルのいい体もこっちを向いた。

・・・To be continued


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