ジオ
俺の胸は全体的に薄紫の手紙を見るとさらに高鳴った。


震える指先をゆっくり動かしハート型のシールをはずして薄紫の紙を取り出す



「薫ぅ。なんて書いてあんのぉー?読んで読んでっ」



「あー...『茨木薫くん』」



「『貴方の仕事の優秀さは聞いています。』」



「『なので来週、試しに1週間だが特別編成資料作成科へ移動しなさい。』」
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