この想いに名前を
「えぇー!なんで!!歩菜ちゃんめっちゃかわいいじゃん!!そんなに好きじゃないって絶対うそ!!」
突如女の子は男の子に殴り掛かるかの如く大きな声をあげた。
「だから、なんでそう思うのか聞いてるのに...」
いきなり強く返されたからか男の子は少しびくついた言葉を返す。
「なに?そんなに気になるの?」
「うん。気になる。」
女の子は何故か焦らす。
「うーんとね。なんで思ったかと言うとね...