【短編】塩系男子のススメ




"御堂"と書かれたプレートにホッとする。


インターホンを鳴らすとすぐに扉が開いた。


「は〜〜い……あら。」


出てきたのは、真っ黒な長い髪をクルクルと巻いて、タイトなワンピースを着たセクシーなお姉さんが出てきた。


「栄太の彼女?」


驚いてその質問に頷くことさえできなかった。


誰?と顔を出した栄太くんを見て、わたしはコンビニの袋を落として走った。



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