【短編】塩系男子のススメ



ブランドのロゴが入った紙袋を貰った。


ピロンと鳴った携帯の音に、友達と遊んでくる〜!と荷物を持って風のように去っていった。


パタン、と扉が閉まる。


静かになった空間、栄太くんと久しぶりの2人きり。


「ケーキあるんだ、食べよう。」


沈黙を破ったのは栄太くんだった。


でも今はそんなのいらない。




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