センパイ、好きです。



「それにしても、近藤、良くやりたいなんて言ったね~」

「まぁな! 俺体育祭とか好きだし」


私とは違くて、燃える近藤を見ていると、私も頑張らないとって思えてくる。



まあ、なったものは仕方ないし。


私はガッツポーズをして、近藤を見た



「頑張ろうね…!」

「当たり前だ!」


何だかんだ、楽しそうだ。




ガラッと、会議室のドアを開けると、1年生から3年生まで揃っていて、私はすぐ席に座った。



確か、ブロックはもう決まってるんだよね…?


そう思い、後ろの2年生の姿を見て、私は目を見開く。



「あ、梓先輩……っ、」


ガヤガヤしてる中で、私が指をさすと梓先輩は面倒くさそうな顔をした。



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