▷僕らは運命共同体◁
俺の名前は黒崎 辰也(クロサキ タツヤ)。
友達が1人も居ない、寂しい高校2年生だ。
何故できないかと言うと…。
「よー!辰也!!元気してるかー?」
噂をしてたらなんとやら。
俺が怖がられる原因が現れた。
「……さっちゃん。」
「おいおいおい、俺達もいるぜ!!?」
「まーくん、うっちゃん、みっくん、たろうちゃん……。」
ーーきっと、コイツらのせい。
冴島高校不良集団のトップ5人組…。
GIE5(ジエファイブ)。
「ーーみんな、学校では話しかけんなって言ってんだろ!!?」
俺は鞄を肩に乗っけて少しでも顔が見えないようにする。
ーーが、そんなの無視に後ろから勢いよく肩を組まれる。
「そんなよそよそしくすんなって!俺らの仲だろ?」
…紹介しよう。
冴島高校TOP5の1人、
No.5 まーくんこと、柳田 真人 (ヤナギダ マコト)
金髪で(まぁまぁ)カッコイイ。
5人の中では1番チャラい男。
「うちら、たっちゃんの事無視できなぁ~い♡」
同じくTOP5の1人、
No.4 うっちゃんこと、赤城 羽美 (アカギ ウミ)
魅力的なボディの持ち主。
推測バストDカップ。
だが、ヤツの特技は侮れない…。
「…なんでたっちゃん、(股間)隠すの??」
「…いや、なんでもない。」
「それより、これから街いこーぜ!!」
続きましてー、~省略~
No.3 みっくんこと、城ヶ崎 未玖 (ジョウガサキ ミク)
女みたいな名前がコンプレックス(らしい。)
だが、そんな名前も似合うほど彼はカッコイイ。
…が、名前を呼ばれると顔が赤くなるのが可愛くて、みんな時々いじりまわす。
「おいおい、みんな辰也困らせんじゃねーよ。」
そしてそして~省略~
No.2 たろうちゃんこと、鈴峯 正太郎(スズミネ ショウタロウ)
俺の兄のような存在。
家も隣で、昔から仲がいい。
だが、虫も殺せないような顔しているが、彼の逆鱗に触れた時の恐怖は誰にも勝らない。
「ーーて言うか、お前の言うこと聞く必要、私には無いよね??」
………そして、最後にこの人。
長い黒髪と紅のスカジャンがチャームポイント。
相棒の木刀を離したところ見た人はいない。
冴島高校不良集団の最強女番長。
冴島高校TOP5の1人、
No.1 さっちゃんこと、黒崎 紗英(クロサキ サエ)
……そして、俺の〝姉〟。