君とまた、出会う夏









「あっれ、紫苑?」



途端、後ろから知ってる声がした。


振り向くとそこにいたのは絶世の美女、莉子だった。
やばい浴衣可愛い……。




「やっぱ紫苑だ!え、なにデート?きいてないぞー」


「違うって。えーと……」


「あ、紫苑のいとこです」




どう紹介すればいいのかと悩むとナツがサラッとうそを。

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