年下のあの人

出会い

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私、里音 遥花(さとね はるか)。中学1年生。
みんなからは、はるちゃんって呼ばれてるの。
小さい時から泣き虫で、心も体も強くなりたいって思ったから、空手を習い始めたの。それから、毛筆も習ってるんだ。

小学四年生の時、私は毛筆を習い始めた。
毎週水曜日。行きたくない時もあって、サボったりした。
その後、私は空手も習い始めた。人数はすごく少ないところで、子供は私をいれて5人。人見知りで、あまり積極的じゃなかった私は他のことあまり話せなかった。
そんなとき、あの人がやってきた。名前は一ノ瀬 陸斗(いちのせ りくと)。小学六年生。私たちはお互いを見て、
『あっ！』
これが、私たちの初めての会話。
実は、彼は毛筆でも同じだったのです。
それから、私とあの人はすぐに仲良くなった。