短編集(ホラー)
『先にいってるよ。』
一言の手紙と、火がつけられたろうそくがあった。
「なぁんだ。やっぱりKの演出だったみたい…。」
「しかもろうそくつけたままって…。火事にでもなったらどうするつもりなんだろ。」
Kを心配しつつも私たち3人の会話は、一時的に明るいものになる。
「先に行ってるってことは、あっちでも何か演出してるのかな?」
「Kの演出なら、ここみたいに結構怖いんじゃない?」
「早く見に行こうよ!!」
すっかり恐怖から解放された私たちは、Kの家にキチンと鍵をしめ、今回の目的地である墓地へと足早にむかった。
一言の手紙と、火がつけられたろうそくがあった。
「なぁんだ。やっぱりKの演出だったみたい…。」
「しかもろうそくつけたままって…。火事にでもなったらどうするつもりなんだろ。」
Kを心配しつつも私たち3人の会話は、一時的に明るいものになる。
「先に行ってるってことは、あっちでも何か演出してるのかな?」
「Kの演出なら、ここみたいに結構怖いんじゃない?」
「早く見に行こうよ!!」
すっかり恐怖から解放された私たちは、Kの家にキチンと鍵をしめ、今回の目的地である墓地へと足早にむかった。