短編集(ホラー)
夜10時…。
学校の門の前には人影が3つ。

SとRと私だった。

「もう10時だよね?」

Sの問いに静かにうなづく私。

「家まで迎えに行った方がいいかな…?」

「う~ん。Kの家からの方が近いし、行こうか。」

私たち4人の中で、よく遅刻をしてくるのがKだった。

Kはいつも同じ道から来るので、私たちその道を通ってKの家まで行くことにした。
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