わがまま姫♀×strawberry tea




それから冬嘉と守谷クンの連絡先を交換した。






「残るは……お化け屋敷と観覧車だな」







……………(カピーン)。





みなはん。


今聞きました?




お・ば・け・や・し・き!!!!




「お化け屋敷行く?」



守谷クンが言う。



ど……どーしよ。



冬嘉をチラッと見るとなにやら暗い表情。



苦手……なんだ。



分かるよ、その気持ち(誰だよ?)



そんなあたし達の暗いオーラを察してか、



「一応見てみようぜ」



と流が言った。




お化け屋敷前到着。



いかにも怖そうな雰囲気。



入口から入っていく人は、暗黒の世界(ただの闇)へと吸い込まれていく(ただ入っていく)




「……姫央、どーする?」

「………どーしよっか」




あたし、入ったら足が震えそぉー………。




< 36 / 122 >

この作品をシェア

pagetop