わがまま姫♀×strawberry tea
それから冬嘉と守谷クンの連絡先を交換した。
「残るは……お化け屋敷と観覧車だな」
……………(カピーン)。
みなはん。
今聞きました?
お・ば・け・や・し・き!!!!
「お化け屋敷行く?」
守谷クンが言う。
ど……どーしよ。
冬嘉をチラッと見るとなにやら暗い表情。
苦手……なんだ。
分かるよ、その気持ち(誰だよ?)
そんなあたし達の暗いオーラを察してか、
「一応見てみようぜ」
と流が言った。
お化け屋敷前到着。
いかにも怖そうな雰囲気。
入口から入っていく人は、暗黒の世界(ただの闇)へと吸い込まれていく(ただ入っていく)
「……姫央、どーする?」
「………どーしよっか」
あたし、入ったら足が震えそぉー………。