わがまま姫♀×strawberry tea
流なんてあたしの話が出たら、話をそらすか、の場から立ち去るかのどっちかと思ってたし……(そこまでしねぇよ!!by流)
「今沢なら桃井の事大切にするよ」
本当に………?
そう見えてるの?
守谷クンの言葉、あたし馬鹿だから信じちゃうよ?
守谷クンは話を続ける。
「この歳で婚約とか、俺らには考えられねぇけど……不安あると思う」
確かに最初は、不安だらけだったんだよね。
あたしは静かに頷く。
「でも今沢となら、桃井とお似合いだしさ」
でも、流とならって思えた。
大丈夫って思えた。
お似合いかどうかは別として………。
「こんな年下に言われたくねぇよな、悪い」
あたしは首を横に振る。
「ううん、全然!!ありが…とう。聞けて良かったし」
守谷クンを年下だと思ったことなんてないしね。
凄い、嬉しかった。