王道系恋愛小説が書けません！ 【新人作家の独り事】

⑦シンデレラ


え、みんなシンデレラのお話知らないの？

だからここで探しているんですよね？


…よかろう、わたくしが教えて差し上げましょう。


昔々、小汚いタカシンデレラがおりました。
タカシンデレラは魔法をかけられて美しく変身しました。

しかし、その魔法は12時に解けてしまいます。


舞踏会。
サイト王子とダンスをしている最中に、魔法が解け始めてしまいます。

美しい衣装は消えていき、おでこも徐々に後退して行きました。


慌てたタカシンデレラは、急いでお城の階段を降りる途中にガラスの靴が脱げてしまいました。


「待つんだ！タカシンデレラ！
靴！靴を忘れて…く…臭い…！」

「サイト王子…ごめんなさい！私、水虫なの！」


このお話の続きは…面倒くさくなったので、ここでやめます。


だって面白くないんだもん、タカシンデレラ。

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