嵐王


とりあえず頷くとどこかに行ってしまった。


ど、どうすれば!?
本当にここで待てで合ってる!!??


不安になり彼を目で追う。


『…あれは?』


遠目でしか見えないけど、
カラフルな頭をした男達の所に彼は居た。


『やっぱり…暴走族なんだ。』


ズキッ…


傷の方ではなく心が傷んだ。


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