嵐王


「仮に罠だったとしても
引っ掛かる程紫苑は弱くありませんからね。」


「引っ掛かったら盛大に笑ってやらぁ!」


【分かったから早く行け。
俺もその後に倉庫に向かう。】


書き終えて手帳を戻した。


「そんじゃ、また後で!」


捺央達の後ろ姿を見送って俺も女の所に戻った。


紫苑sideEND


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