嵐王


紫苑side


いつの間にか寝てたのか…。


寝ている信歩を見てたらウトウトしてしまった。


「…△○×◎●▲ーーー/////」


顔を上げると直ぐ近くに
信歩の顔があった事に驚いた。


「どんな反応するかと思ったらお若いねぇ〜?」


声がする方を見れば和奏さんが
面白いものを見たという顔で笑っている。


「自分の顔を見てみな?
スゲェー真っ赤で茹でたタコみてぇ(笑)」


鏡を見せられ、
映っていたのは確かに赤面した俺だった。


寝起きは…心臓に悪い。


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