嵐王

踏み出す勇気を



『……ん…。』


「ようやく姫さんもお目覚めか。
こんな遅くまで学校に残らないで欲しいね。」


だ、誰…?


煙草を吸う白衣を着た女性。


【あれでも先生な。】


『そ、そうなんだ…。』


それだけじゃない感じがするけど
聞かないでおこう。


「つーか、コイツらはいつまで寝てんだ!」


ドスッ!


「ゴフッ!?」


黒鉄って、
いつ見ても誰かに苛められてる気がする。


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