嵐王


「……懐に潜り込むのが相変わらず上手いな。」


『な、そんな事してない!!』


ありもしない事を言われて反論する。


「そーそー。
信歩にそんな器用な事が出来る訳なぁ〜い。」


「素直ですからね。」


「ありゃあ、馬鹿正直っつーんだろ。」


「信歩を虐めないでよ!」


いつの間にか皆が集まっていた。


< 229 / 523 >

この作品をシェア

pagetop