嵐王


『〜〜〜〜ッ〜〜あ゛ぁッーーーー!!!!』


言葉にならない叫び声が総長室に木霊する。


ズキッ!


押し付けられた場所が熱く疼き、
目からは涙が溢れ出る。


「皆もしようよ!
だって、瑠愛を皆を裏切ったんだからね…?」


この場に似つかわしくない声色で
楽しそうに提案をする瑠愛に恐怖を感じた。


『や、止め…て……!』


そして、合計六つの傷と心に深い傷を負った。


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