嵐王


【朱音さん…その鍵は!】


「頼まれていたけど、丁度良いでしょう。
倉庫に匿うのはリスクがあるの。」


「倉庫の場所は調べれば分かりますしね…。」


【………………。】


私の掌にある鍵は紫苑にとって嫌な物?


『えっと…【案内するから来い】うえぇ!?』


断ろうとしたら紫苑に腕を引っ張られて
その場を離れた。


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