嵐王


紫苑side


朱羽さん達から届いた
荷物を整理する信歩の背中を見つめる。


…今更ながらこの状況は同居ってやつだよな。


『紫苑〜!これってここに置いて大丈夫?』


【特にこだわりねぇから
好きなとこに置いてかまわない。】


『分かった!』


まるで新婚みてぇな会話…って馬鹿か俺は。


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