嵐王


瑠愛side


ガチャ


「失礼しやス。」


「あ♡やぁーっと戻ったぁ♪♪」


部屋に入って来た男に駆け寄る。


「ちゃぁ〜んと始末出来たぁ?」


笑顔で答えを待っていると、


「流石に命までは取りませんでした。
それに、意外と人目につく広さだったんで。」


「…………はぁ?」


瑠愛が欲しかった言葉じゃない。
瑠愛が求めた結果じゃない!!


力のある限り唇を噛み締めた。


瑠愛sideEND


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