嵐王


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「…おーこわ。」


報告を終えて部屋を出た。


女ってキレるとそこらの不良よか恐ろしい。

自分の思い通りにならなかったら
表情が急変しやがる。


「組の仕組みなんか知らねぇおジョーちゃんが…。
どこのシマ荒らしてるか分かってんのか?」


天下の『神崎』『樺沢』『來嶋』『飯嶌』に
目を付けられたらこんなちいせぇ組…。


「一巻の終わりだな。」


考えるだけで寒気がした。


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