嵐王


下っ端くん達を集め、
警戒レベルを上げる様に伝えて
その後どうしたのかと言いますと。


「「油断しましたッ!」」


襲われた二人のお見舞いに来ていた。


『怪我は?痛くない?本当に大丈夫…??』


頬に貼られたガーゼや
頭に巻かれた包帯が痛々しい。


「いやぁ〜…油断したって…あわわ(汗)」


「な、泣く事の程じゃ(汗)」


『う…うぅ〜〜〜〜……。』


心配させない為に笑っている二人を見て
涙が溢れて止まらなかった。


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