嵐王


朱音side


「類、動きはどう?」


「あぁ、もうそろそろ動き出す。」


「そう…。」


影から支えるのはもどかしい。

自分が狙われてるなら簡単だけれど、
今回は慎重に慎重を重ねなきゃいけない。


「お母さん!私達も行って良いでしょ?」


「蒼月もぉ〜♪」


朱羽と蒼月がルンルン気分で聞いてきた。


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