嵐王


パァーン!!


一つの銃声が鳴り響く。


『あれ…?』


どこも撃たれてない?


「紫苑!!」


『え、紫苑ッ!?』


私を覆い被さる様に守ってた。


『ねぇ、紫苑!紫苑ッ!!』


ん…?


紫苑も驚いている様に見える。


誰も撃たれてなかった。


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