嵐王
トントン
『何?あれ、手帳は??』
何かを伝えたいみたいだけど、
手帳の事を聞くと首を振る。
「紫苑は「どこも怪我はしてないか?」って
聞きたいみたいだよ。」
『どこも怪我してないから安心して?
んー…手帳ないと会話出来ないね……。』
「まぁ…手帳取り上げたの俺だし……。」
え?
「信歩ぁーーーー!無事!?無事!?」
「紫苑が守ってたんだから無事だろ。
つーか、銃持ってる奴を煽んなよ!馬鹿かッ!!」
琥珀と黒鉄に突進されて話が逸れた。