嵐王


「あー?お前ら一線越えたのか??」


『越えてませんッ!!』


黒鉄の爆弾発言に慌てて否定する。


「ほー…?
けど、その様子じゃ時間の問題かもなぁ??」


その下品な顔を今すぐに止めて欲しい。


冷めた目で見てみたけど笑うだけで効果はなかった。


「そ、ろ…そろ…かえ、っか。」


「そーだね!
下っ端達も今頃大騒ぎしてるだろうし♪」


そう、私達を陥れようとした瑠愛はもう居ない。

全部……終わったんだ。


< 499 / 523 >

この作品をシェア

pagetop