嵐王


「ふぅー!緊張したね!!」


「あの人にタメ語使っちまった…。」


「あの場面で笑わせないで下さいよ。」


黒鉄に敬語とか似合わないもんな。


「それで、これからどうする?
無理矢理信歩に聞くの??」


【それでも話さないだろうな。
…ちょっと、用事思い出したから先行くわ。】


皆とは逆方向に足を向ける。


「紫苑!あんま単独行動すんなよ!?」


後ろから忠告を受けながら
一度歩いた道を思い出しながら歩いた。


紫苑sideEND


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