嵐王
「あーもう、分かったよ!
…悪かった。」
「黒鉄は直ぐに口走るからね〜!
でも、紫苑も信歩の事になるとムキになる♪」
「確かに、
私達に内緒で『朱雀』を調べてましたし。」
コイツらの口元が何故がニヤニヤして見える。
【何が言いたい…。】
「もしかして、紫苑!
信歩の事が好きになっちゃった!?って
言いたいんだろうね。
で、そこんとこどうなの。」
いつも反対する琥珀までもが
何故が乗り気で聞いてくる始末。
【勝手に言ってろ。】
恋バナなんて女子が楽しむもんだろ。
騒ぐ奴らを無視して爆睡した。
紫苑sideEND