嵐王
「うお!超美人/////
君らも俺らと遊ばない!!??」
「ヤバッ!こんな機会滅多にねぇって!!」
男二人はこの女の人達を見て興奮し出した。
確かに凄く美人…。
花も恥じらうって言葉が当てはまりそうな。
そして、いつまで私の腕を握ってるの!?
「話を進めるのはどうでも良いけど、
その手を離しなさいよ。」
朱い瞳の人が私の腕を掴む男の手を指差した。
「えー?じゃあさ、遊んでくれる??」
「「……ハァ…。」」
男達の答えに呆れたのかため息をしてからの
行動が私には早くて捉えられなかった。
いつの間にか男二人は地面に膝を付いていて、
私は女の人に手を引かれて走っていたから。