ヴァンパイアキッス
だからバレたんだ。


本格的にやばい!


『怖い…。見つかったらどうしよう、』


「大丈夫だ。今日はもう帰ろうぜ、荷物もここにおいて」


『わかった』


いつどこで殺されてもおかしくない私達はビクビクしていた。


校門を通り過ぎたところに裏門があるからそこから帰ろうと思った。


はぐれないよう羅稀があたしの手をぎゅっと握り走った。


やっぱり速い!


流石狼男なだけある。


身体能力が半端なくすごい。







< 24 / 102 >

この作品をシェア

pagetop