ヴァンパイアキッス
「校門にはたくさんの人がいるかもしんねぇけど突っ走ってくぞ」


『うん!』


羅稀の身体能力ならいけるはず。


そう思い言葉通り突っ走った。


「あ!ここの学校の生徒がいたぞ!吸血鬼や狼男について何か知ってますか?」


「小さなことでもいいのよー?」


そう後ろで叫ぶのを無視して裏門へ向かう。


追ってこないと思ってたけどどうやらマイクを持って追いかけてきた。


嘘でしょ!!?


なんで追いかけてくんのよ!


「チッ………。隠れるしかねぇか」


隠れるってここグラウンドら辺なのに何も無いよ?


そう思ってたけど目の前に倉庫があったから急いで入り少し大きなロッカーに入った。


もちろん2人入るからすごく窮屈でしかたない。
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