初恋に捧げる私の恋の歌
あれ?これ、どこに直そう。



「先輩。」



「んー?」



「ブラとかの下着や寝間着、
どこに片付けましょうか」



「っっ!ゴッホ!!ゴホ!ゴホ!」



「え、先輩!大丈夫ですか!?」



「あ、あぁ、大丈夫だ。」



なら良かったけど、



「あー、うん、下着な。
襖開けたら三段ボックスのどれか
空いてるはずだからそこに入れていいよ」



「はい、」



言われた通り襖を開けると
三段ボックスの一番下が空いていた。



服をたたんで入れていくと
少しだけ多かったがなんとか入った。



あれ?



気になるものを見つけて手を伸ばす。



もしかして、これって、



「団地妻の秘密のお仕事」



ガッシャーン!ドタバタバタバタ



「旦那には言えない本当の「あー!!!
わぁぁあー!!あー!!!」」



「先輩」



「ちが!!俺のじゃない!!」



「ムッツリですね」



「違うって!!!
それ!この間後輩が置いてったので!!!
断じて違う!」



「ふーん」



知りません、先輩なんて。



勝手に団地妻と仲良くしてください。



その容姿じゃ素晴らしくモテそうですもんね
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