初恋に捧げる私の恋の歌

表紙の女性、胸、おっきかった。



下を向くが普通に畳が見える。



やっぱり、おっきーのかー



「愛生、飯出来るからテーブル出して」



やっぱり、




「ムッツリめ」



「愛生?なんか言った?」




「いえ、テーブルですね。」




「おう。」



今度探そ。




テーブルを広げると料理が並ぶ。



ザ、家庭料理。



それでも、



「美味しそう」



「そうか?あるもん突っ込んだだけの
なんでも鍋だぞ」



「だから、美味しそうなんです」



「そうか」



「はい。」



いただきます。



そう言ってお互いに食べ始める。




そういえば、いつぶりだろ



誰かと夕飯を共にするのは。




しかも、他の人の手料理で。



きっと、手料理なら、



ここ数年、全くなかった。



あったかくて



美味しい。



ずっと、




こんな風なら。




「ま、愛生?ど、どうした!?
泣くほどマズかったか!?」



「え、あ、いえ、
美味しくて、あったかくて。」



「っ、そうか」



「はい。」



「いっぱい食えよ」




「全部、食べます」



「俺の分!!」



「あげません!」



「このやろ!」



「「っ、ハハハ」」



あぁ、ほんとにあったかい。
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